「明浜市立東本郷中学校ポーカー列伝」という小説があります。
2年ほど前に帰省の道中で手に取ったのですが、読み始めるや否やその面白さにのめり込み、徹夜して上下巻を読破し、全くのポーカー初心者である僕を、たまたま遊びに来ていた高校生の従兄弟に朝っぱらからポーカー勝負をふっかけるほどのポーカーフリークに仕立て上げ、とは言ってもポーカーが強くなったわけではないのであっさりと敗北し、面目丸潰れなうえにその日1日を従兄弟から煽られ続けて過ごすという泣きっ面に蜂みたいな1日に変えてしまった元凶の、罪深い一冊です。

ちなみに、当時は電子書籍のみの出版だったのですが、現在は「スクールポーカーウォーズ」というタイトルで紙媒体でも発売中。

タイトルの通り、中学生がポーカーして青春する小説なのですが、作中に、以下のような一節が登場します。

自分のプレイングが、仮に相手の手札が全て見えていたときのそれに近づけていくことが勝利に近づくためのうんぬんかんぬん……




すげえ。引用なのにうろ覚え。
というかどれだけページを探しても該当する一節が見つけられなかったあたり僕は本当にこのフレーズをこの本で読んだのかすら怪しくなってきました。


要は、それくらいの合理性を以って自分のプレイングを決定していきなさいよということなのですが(超意訳)、ここで僕の先週のジムバトルの戦いっぷりを振り返ってみると、それはまあ見事なプレミ、プレミ、プレミ…
有料会員かなんかか俺は。


こんなんじゃ勝てん!

ということで、前置きが長くなりましたが、己の犯したプレミをあえてネットの海に公開することで、心の傷と引き換えに、ミスの再発防止と潜在的な過失の早期発見に努めようと思い立ちました。


■事例1
【状況】
おおべ:手札5枚、バトル場メガヤンマ
相手:ベンチに残りHP50のEX

ベンチの手負いEXをフラダリしてサイド2枚を得る計画を立てるも、こちらベンチのヤンヤンマを手札からメガヤンマに進化させてしまったため、手札が4枚になってしまい、フラダリを使用することができずに、相手のバトルポケモンに意味のないダメージを与える。

教訓:フラダリは先に使え

そのターンにしなければいけないことを優先的に!
うわあ仕事っぽい!


■事例2
おおべ:バトル場2エネホウオウ、ベンチにメガヤンマBREAK
相手:残りサイド1枚。バトル場はスリーパー。ベンチに手負いの4エネルギア。こちらのNで手札少ない。

ドローゴー合戦中、ホウオウのエネより先にポケモン入れ替えを引いたため、メガヤンマBが攻撃できる状況に。
相手のダブル無色が4枚見えていたので、スリーパーを逃すのは時間がかかるだろうと判断し、ダメージを稼ごうと、入れ替えて攻撃。
相手、待ってましたとスリーパーにかるいしを貼り、ベンチルギアのディープハリケーンでメガヤンマを1撃され、負け。

教訓:①置物ポケモンのいるデッキは、入れ替え手段が潤沢と思え
   ②余程のことがない限り、相手のサイドが少ない場合は一番HPの大きなポケモンを出すべし



先週分は以上。


そのうち

教訓:メガヤンマ使うな

となりそうな予感に涙が出てきます。

コメント

さいとうパパ
2016年7月1日0:34

ポーカーって1対1の勝負かと思ったんですが、
多人数でやるものもあるんですねー。
しかも手の作り方が複雑で難しい~。

はる父
2016年7月1日8:58

>教訓

それは言っちゃダメ〜。・゜・(ノД`)・゜・。
結局ヤンマない方が強いんじゃ、とかも言っちゃダメ〜

え、言ってない?(→心の声もれた??

ラスカル
2016年7月1日11:03

この記事の潔さに、サンデーモーニングでハリさんが「あっぱれ!」と言っております。

ほんと、おおべさんの人柄の良さを感じる内容ッスわ~(^^)

おおべ
2016年7月1日12:42

>SINさん
僕も本を読むまで知りませんでした!
駆け引き要素も思いの外強く、ルールに慣れればめちゃくちゃ楽しそうです( ・∀・)

おおべ
2016年7月1日12:43

>はる父さん
まだ...まだ大丈夫...まだ喉元...

おおべ
2016年7月1日12:46

>この日記を読んだ皆さん
皆さん! ラスカルさんのコメント読んで! ものすごく大切なことが書いてあります!
いいですか、おおべさんは人柄が良いんです!!
覚えて帰るように!

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索